THE Professional LEON

THE PROFESSIONAL LEON

THE Professional
LEON

説明不要、リュックベッソン監督作品の中でも群を抜いて有名な映画、その主役レオンを

長い時間かけて組み、ある程度形になったのでそろそろお見せできるかな？と思い
2023年も年の瀬が迫った今、この文章と撮影をしています（まだ未完成部分あり）

これまでの1/6界隈を振り返ると、このレオンをモデルにしたフィギュア、地味に

沢山リリースされて来ました。

今回のその辺りを少し振り返りつつ記事にして行きます！

・掃除屋　THE Cleaner クリナー

記念すべきレオンを模した初の非正規フィギュア
コピーされたパッケージに漢字とカタカナで掃除屋（クリナー）と書かれているのが特徴
クリーナーではなくクリナーな辺り日本人関わってないんだろうな、と思ったり

リリースされる前に、実はフィギュア王の1コーナーにちらっと量産前段階のブツ写真が

載っていたりもします。（売り逃げだろうとの批判込みで）

この掃除屋、限定数がうろ覚えですが50以下でしたが
東京で当時勢いのあったショップ　ブリスターでも一瞬取り扱いがあったのを覚えていますし
遊べる本屋さんヴィレッジヴァンガードの一部店舗でも取り扱いがありました。

まだ私が1/6にハマる前の時代のお話ですが、その後巡り巡って手元に1つ持っていました（今はもう無い）

顔はドラゴン製っぽいけどオリジナルヘッドなのかな
素体は旧ホットトイズボディ、服、鞄が適当、サングラスはメタル製、植木鉢が陶器、靴が

革製だったかな（分厚過ぎてリアリティはなかった）

この記事に辺り調べましたが今ではネットに画像すら残ってないかもしれないアンダーグラウンドフィギュア初期作品

・Heroic PERFCTION Killer

これはそこそこ売れた記憶があり。

まだネットを検索すればレビューも残ってもいます。

パーツ類に関しては細かな部分が全く正確ではありませんでしたが、欲しいと思う物は

一通り揃っていたり、ヘッドがノーマルとダメージ

衣装も前半とクライマックスの2種付いて、1万を下回る価格というコスパが

とんでもなく良かったのを覚えています。

似てなかったけど！

ちなみに、少し仕様を変更した2nd版をかなり時間が経過した後に販売されましたが

タイミング的にエンターべイ版リリース後だったのでほとんど見かけなかったかな

・エンターべイ版　レオン

ついに公式レオンがエンターべイからリリースされた訳ですが実は発表当初

カプコン鬼武者3の権利で金城武とジャンレノをリリースするつもりだったのを

途中でジャンレノ行けるならレオンに変更しよう！という変則的な経緯を経て

リリースされたフィギュア。

でもその英断は正解！

今となっては鬼武者初期サンプルヘッドから、製品版になるに辺り、結構印象が

変わってしまって（顔が横に広がったり、首が細かったり）おり

完璧とは言えなくなっていたり

コート、帽子の色移り、素体が意外と融通効かない、など細かな部分で気になる点も

ありましたが、公式に、そしてエンターべイがリリースしてくれたという事実が

1/6にとって素晴らしい出来事でした。

この時代のエンターべイフィギュアは常に色移りとの戦いという側面もあり

黒、グレー、紺、と白以外は簡単に色移りしてユーザーを困らせていました。

しかも届いた時には既に色移りしている個体が多く回避が出来ないという懐かしい思い出

それでもこのレオンは国内販売元である豆魚雷に何度も再入荷し実際売れていましたし

待っていたファンは沢山居たということですね。

（最後の方はセールになったような気もする）

・AR TOYS エンターべイコピーレオン

箱以外の全て、まんまエンタベレオンコピー

唯一違いは目線を正面に変更した事
エンタベ版がプレミア化して買えない人、正面目線に惹かれた人などは

買ったのかな？というまごう事なき純粋なコピーフィギュア

塗装もエンターべイより当然クオリティダウン。
同社はヘルボーイもリリース、こちらはコピーのようでコピーじゃない不思議な仕様でした。

・KUMIK レオン

レジン製のオリジナルヘッドを主力とするKUMIKが定期的にリリースしていた

男性ヘッドの中から首から下も全て付属したフルセットでレオンを販売

あまり詳しく追求したことないけど男性フィギュアに対してあまり情熱を

感じなかったメーカー

マチルダもリリース、むしろこちらが出したかったのかなと当時思いました。

この先はメーカー品ではなく、造形師の方々が手掛けた作品が少量流通する流れが来るので

しばらく公式、非公式、含めメーカー品としてはレオンの新作フィギュアは

しばらく見かけなくなりました。

そしてその前後にリリースされたのは以下

・DJ CUSTOM LEON

DJ CUSTOMがリリースしたレオン
ヘッドはオリジナル造形？なのか見覚えのない作りで久しぶりの自社非正規作品として

リリースされたブツ

首から下は基本的にエンタベコピー
ダメージヘッドを付けたり意欲的な商品でしたがあまり見かけなかったので

数が少ないのか売れてなかったのか？

頭が小さめで素体と相待って小柄なレオンといった印象、でも目指した先のイメージは

悪くない感じ

・DJ CUSTOM LEON 2.0

上記メーカーが再度新規に仕上げたレオンをリリース。

実はサンプル時点では1st版と同じ顔だったのに、発売された製品版では

顔の造形と仕様を変更

別物になっていたという購入者困惑の流れ

1.0ヘッドは首があるヘッド（素体も首なしのベーシックな素体）
2.0は首のない頭だけのヘッド（素体はマスキュラー系の首あり素体）
なので顔と首を見れば判断可能

2.0の特徴に、着ていたベスト類を本革仕様にブラッシュアップした

という売りがありますが、残念なことにサンプルではおそらくアーティストが

作った忠実なベストだったのに製品版では何故かわざわざ一手間かけ

エンタベ版に寄せてしまい本来の形が失われ、個人的にかなりガッカリした記憶が

サンプルのままならこの為にフルセットで買っても良いと思ってたりしたので尚更無念

・RADMAN TOYS LEON

アーティスト作ヘッド無許可コピーメーカーの草分け代表

レッドマン（お世辞にも褒めれない）が遂にレオンをリリース

ヘッドはもちろん有名アーティストの作品2.0バージョンをコピー

（首から下は量産時に問題が出るのか途中でぶった斬られた形）

首から下は安定のエンタベコピー

別でマチルダもリリースした辺り、レッドマンにしては結構気合いが

入っていたのではと思える流れでした。

総合的に悪くはないけど良くもない、安い系非正規といった印象

・Present TOYS LEON

レッドマンが開拓したアーティスト作ヘッド無許可コピーで儲ける方式を

ある意味受け継ぎ産まれた新しいメーカー

今、最も手当たり次第にコピーしまくり自社製品として販売して勢いのあるpresentも

やはりというべきか、レオンをリリース

もちろん、ヘッドはレッドマンと別のアーティスト作無許可コピー

（レッドマン同様、首を途中からぶった斬り方式、サンプル画像では

切られていませんでしたが。この辺りはやはり量産時にネックになるポイントなのでしょう）

presentお得意である本革使用のベストなのである意味DJコピーとも言える仕様

（エンタベから続く不正確な再現度もそのまま）

塗装、縫製共に安定感あり（量産時のヘッド自体のクオリティが低下していると

製品でもリカバリー出来ないパターンあり）

レオンのヘッドは安定感がある方に振られているので購入する側は

安心して買えると思います。

縫製も非正規メーカーの中でも良い分類に入るので
衣装類がエンタベの劣化版ではない点も良い部分

ヘッドが個人的にこれまでで一番ジャンレノに似ていると思っているアーティスト作品を

使っているので量産すれば、そりゃ売れるよね

その他、次点として
DIDがヘッドだけジャンレノな兵隊さんをリリースしたり
DIDヘッドコピーヘッド
エンタベヘッドコピー
Z6TOYSヘッド（コピーアレンジ？）
アーティスト作複数（沢山のプロの方々が生み出しています。）
アーティストヘッドコピー（未塗装、塗装済み、含めリキャスターによる様々な品が流通）

といった感じで、簡単な紹介をしましたが地味に数が出ていたりするのです。
やはりそれだけ名作、名キャラクターということなのでしょう。