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RED EYES

ART WORKS MONSTERS
真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)
メーカー:メガハウス
定価:18700円
発売日:2021年12月


皆様は遊戯王のカードゲーム、デュエルモンスターズで遊んだことはありますか?

ロンデニは無印の遊戯王のみリアルタイムで読んでいた身ですが、カードゲームに関しては

攻守数値の設定やルールがトチ狂ってた初期の頃のも、それらが安定した頃のも、ほぼ全てのカードに

バチクソに長い効果テキストが書かれるようになった最近のにも触れたことがあります。

ただ最近のはあまりに複雑すぎて脳筋なロンデニには難しすぎたり、暗記してるであろう長いテキストを

早口で言いながら1ターン目からめちゃくちゃ強そうなモンスターを召喚する人達を見て怖くなり、

身を引くことにしました。

私の目的は勝つことではなくお気に入りのモンスターを召喚することでしたが、基本的に

そこに辿り着くまでに負けてましたねw


それはそれとして………今回ご紹介する真紅眼の黒竜(以下レッドアイズ)は青眼の白龍(以下ブルーアイズ)と

正反対な厨二心をくすぐるデザインや、作中で自身を上回る強モンスターを相手に城之内の奇策で

倒す胸熱な活躍もあって私も大好きなモンスターです。

このフィギュア、今年春頃に秋葉原のラジオ会館に展示されているのを見たときにカッコいいなと思い、

そして10月に寄ったときにまだ展示されているのを見て欲しいなと思うようになりました。
そして自分への誕生日プレゼントとして購入を決めました。


今回はアクションフィギュアではなく非可動フィギュアなのですがレビューしていきましょう!

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まずは外箱。


表側にはフィギュアと同じポージングのレッドアイズのイラストが描かれています。

黒い箱に金色で輝く名前が高級感を醸し出しています。


裏はフィギュアの写真。これが中に入っているのかと思うとワクワクしますね。
デザイン元はおそらくこちらのカードでしょうか。

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中身を取り出し、ブリスターを開封。
最初は両翼と尾が外されている状態なので自分で組み立てます。

足は台座にくっついていて外せません。

翼と尾だけの付け方なんぞ見りゃわかるだろといわんばかりに、

組み立て説明書等は入っていないのが個人的にはちょっと意外でした。

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尾はすんなり奥まではまるのですが、翼はまっすぐ押し込むだけでは綺麗にはまりません。

翼の差し込む部分の片側を先に奥に入れ、そしてもう片側を奥に。


初回は1度で奥まではまらないと思うので、シーソーのように動かしながら

少しずつ奥に押し込むといいと思います。

 

その際に握った翼を砕かないように注意です。

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翼と尾をはめたら完成! レッドアイズ・ブラックドラゴン!!!


スゴイぞーカッコいいぞー!!(これはブルーアイズ召喚時の台詞ですがw)


躍動感の溢れる立ち姿で、カードテキストの『怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす』

というのをこれでもかというぐらいに表しています。

台座も相俟って、まさに黒炎弾で焼き払いなう、といった感じです。

このレッドアイズは元デザインにちょっとアレンジが加わっており、所々が太くなっていたり、

ツルツルだった鎧状の皮膚にも皺が足されてゴツゴツしたりと屈強な生物らしさが全面的に出ています


元のレッドアイズはブルーアイズと比べると飾り気がなくシャープなデザインがカッコいいのですが、

細身さも目立っていて力強さにはやや欠ける感じだったのでこれは良いアレンジだと思います。

ちなみにレッドアイズはグッドスマイルカンパニーから似た名前のシリーズで

これの3倍の価格でスタチューにもなっていて、あちらもマッシヴなアレンジがされているのですが、『実際に存在したら』というコンセプトなのでマッシヴになりすぎてたり、

表皮も鋼鉄の鎧のようなものから質感も色も岩石のようになっていたり、

レッドアイズに見えない……と思うのが正直なところです。

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今回も出番なスコット・サマーズ。

マーベルレジェンドのサイクロプスとの比較です。


幅は約37cm、高さは35cm、奥行きは16cmあり、

やはり広げた翼の分かなりのサイズになりますね。

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頭部のアップ。
凶暴なドラゴンとしての迫力があるアレンジ造形でイカしてます。


真紅の眼や、大きく開いた長い口の中の牙や舌は造形も塗装も凄い!

黒いボディ、真っ赤な眼、レッドアイズ・ブラックドラゴンRX!!!(違う)


眼だけでなく舌にもクリア素材が使われていて、迫力が半端ないです。

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見よ、この圧倒的なクオリティ!!


硬質なスタチューと間違えるほどの超ディティールですが、

基本的な材質はPVCなのでポリストーン・ポリレジン等よりある程度柔軟性があるため、

破損のリスクが小さいのも助かります。

細部に至るまで、レッドアイズの鎧が何層にも重なったかのようなボディの

カッコよさが際立ちます。

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翼も皮膜に無数の皺が刻まれ、生物感増し増しに。

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頭部のアップでわかるように目や舌、ツノといった部分は表面がクリア仕様になっていますが、

爪や四肢から出た突起部分もそうなっています。


ただ鎧のようなのではなく以前レビューしたゴジラの爪みたく外殻とはまた違う性質の硬さ、

そして美しさが表現されているのがいいですね!
 

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健全な肉体に健全精神は宿り、精巧な造形に精巧な塗装は宿る。


レッドアイズの黒く輝くボディですが、さらにメタリックブルーのグラデーションが

かかっていて息を呑むような美しさに!


甲虫などがそうであるように、この色合いにも作りものの鎧ではなく生物的な質感を

感じます。

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熱く滾るマグマのような台座。
やはり黒いドラゴンとマグマの相性は最高ですね。タイトルロゴも書かれています。

余談ですがアズールレーンに登場するエーギルの艦装がマグマから這い出る双頭(2匹?)の黒い機械竜で、その艦装付きのフィギュアが12万6500円で予約開始されたものの

瞬殺で終了しまして。


艦装は超好きなのですがロンデニがエーギルにそこまで思い入れがなかったことや、

海外の知らないメーカーなので出来に不備があったり輸送中に破損したりしたときの

リスクを考えると12万オーバーを出すことはできませんでしたw

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IKEAのデトルフに入れると、幅がギリギリ。


ですが翼がつっかえたりすることはありません。

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総評


今(2022年10月)新品で買おうとすると定価より少し上がって22000円前後になるのですが、正直このサイズとクオリティならそれでも安いぐらいじゃないかと思えます。

可動箇所は一切ないため遊んだりはできない完全な置物ではありますが、

値段の割に最強の置物です。


対となるブルーアイズも販売されてますが、レッドアイズを実際飾ってみると

並べて飾るには相当のスペース確保が要るなとわかりましたw

遊戯王を読んで城之内くんを応援したあの日々の記憶の中のレッドアイズを

最高の形で置きたい方は是非!

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