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BX-01 CERBERUS

​スチールジョー

メリー・クリスマス!!!(地獄で逢おうぜ)
↑挨拶


どうも、クリスマスですが独り身なロンデニです。
……予定、あったはずなんですけどねぇ(遠い目)

ですがそんな寂しさはケーキとレビューで吹き飛ばしましょう!
今回のレビューはスチールジョー!


実写トランスフォーマー映画、トランスフォーマー / ロストエイジ。
メインヴィランであるロックダウンの宇宙船に5体ほど飼われていた猟犬型生命体

それがスチールジョーです。

ヒューマンアライアンスのレッドフットにDOTMコンセプトアート版のスチールジョーが付属してましたが、ロストエイジに登場したスチールジョーがスラリとした狼なのに対して

そちらはブルドッグみたいな短足ブサカワ犬でした。


いや、可愛くはないのでただのブサイク犬ですねw

さらにUnique Toys製のロックダウンの初回特典として、シードと共に映画仕様のスチールジョーが

付属していましたが、そちらはあくまでもオマケ程度。
ディティールやスタイルも結構テキトーで、なんとか映画のスチールジョーだなと

わかるぐらいのクオリティでした。


そしてマーベラスさんとまんだらけに行った際、店頭に置いてあったのを見つけたときに

マーベラスさんから教えてもらったことで今回のスチールジョーの存在を知り、購入したものです。
2体セットで購入価格は3000円、クオリティも考えると非常にお得なお買い物でした。
今回はその非正規スチールジョー、そして+αのレビューをしていきます!



 


外箱。
サード製品なので正規のキャラ名をそのまま使うわけにはいかず、名称はケルベロスとなっています。

御社の犬!!!
御社の犬!!!
お前と一緒にケルベロス!!!
※知らない人は『御社の犬になります』でググってください。


中身を開けるとちゃんと2体入っています。

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取り出して全体をグルリ。
狼ですが大型の肉食哺乳類のようなガッシリした体型をしています。

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目がギラリと不気味に輝く顔。
顎も開閉します。

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造形に対して塗装は最低限の色分けといった感じです。

劇中ではトランスフォーマー達よりも肉感があり、金属生物というよりサイボーグチックな感じなのですが

こちらの色分けは眼球を除けば金属部分・肌部分・毛部分の3色ぐらい。


ちょっと寂しく見えますがプライム1のスタチュー版のスチールジョーも配色自体は

こんな感じでした。突き詰めた細部の造形やシャドウの違いでしょうね。

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寂しい裏側。

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四肢。
実際の狼のような脚の構造になっていて

各関節が可動します。


付け根と足首はボールジョイントです。

可動も見ていきましょう。


まずヘッドはボールジョイントで、前後左右にそれなりに動きをつけられますし

前述のように脚も可動箇所が色々仕込まれているため動きは優秀です


伏せやおすわりもできますが、伏せというかヘッドスライディングに見えなくもないですねw

造形はそこまで良いわけではありませんが、1体あたり1500円と考えれば充分な出来。
それでも造形が良く見えるのは、やはりUnique Toysのスチールジョーの後に見たからか。

さて、ケルベロスは変形もしませんし特筆すべき機能があるわけでもありません。
このままレビューが終わると早すぎるので、ここでスペシャルゲストをお呼びします!

カモン、Unique Toysのスチールジョー!

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Unique Toys

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こちらがUnique Toysのスチールジョー。


ロックダウンの足元に飾っておくと別に気にならないのですが、ケルベロススチールジョーと

並べると全く別物クオリティですねw


百均のホウオウこと、色違いウッウみたいな残念感があります。

鼻は豚鼻ですし、何よりも特徴的なのが目ですよ。
ケルベロスのギョロリとした眼球と違い、もはや点目で瞼も何もないつぶらな瞳をしています。

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胴体部分もかなり適当。
その他造形も適当なのですが、ケルベロスみたく首にはパイプの造形があったり

大まかなパーツの配置は合っていたりと、フラットな割には

完全に手を抜き切っていないことがわかります。

背中には謎の凸がありますが、これケルベロスにもあるんですよね。
スタチューのスチールジョーの背中にはありませんし、ロックダウンの何かのパーツを

差し込めというのでしょうか?

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ただこのスチールジョー、関節部の隙間が大きくボールジョイントが見えやすいとはいえ

可動箇所に関してはケルベロスに負けてないんですよね、生意気なことにw

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昔々あるところに、ロックダウンの艦で飼われている三匹のスチールジョーがいました。
長男ジョーと次男ジョーはスラリとした体型かつ端正な顔つきでしたが

三男ジョーだけはみすぼらしい姿です。

長男「やーい、ダサい見た目ーっ!」
次男「お前は橋の下で拾われてきたよその子なんだよ!」
三男「ひ……酷いや兄さん!」


三男ジョーは兄達からいじめられ続け、耐えきれずにロックダウンの船を飛び出します。

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1人で生きる外の世界。
餌をくれるロックダウンもおらず、騙され、襲われ、過酷な環境でジョーは必死に生き続けました。

すると、なんということでしょう。

「よぉ、久しぶりじゃねぇか兄弟。仲良くしようぜ?」

逆境は三男ジョーをイケメンでイケボ、さらに狡猾なファイトスタイルも身につけた

アドベンチャー版スチールジョーに育てたのです!

トランスフォーマーアドベンチャー スチールジョー

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トランスフォーマーアドベンチャーでは狼の獣人型ディセプティコンとして登場したスチールジョー。
狡猾な狼というキャラは大物ヴィランに負けない脅威として、バンブルビー達に立ちはだかり続けました。

プライムの続編ということでしたが前作がシリアスで子供には受けが微妙だったのもありデザインや作風が

子供向けになったアドベンチャー。


今度は大人のファンからの受けが微妙になったものの、私は子供向けとはいえキャラに魅力があったり

ギャグとかも好きでしたよ。

神々しい光を放つ神父に困惑するバンブルビーとか、スマホに夢中すぎて車からスマホ捨てられる子供とかw

全体をグルリ。
TFトイは国内版だと色が変わったり追加されたりして作中に近くなることが多いのですが、スチールジョーは

本来グレーっぽい青の体色なのが海外版だとかなり明るい青になってしまっているので

これも国内版一択ですね。


逆にプライムのショックウェーブとかは海外版の方が作中カラーに近いのですが。

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顔はTFプライムの玩具と同じように、眉毛はちゃんとありますが瞳はありません。
そして顔つきも平坦で人の顔っぽかった劇中より鼻が突き出て獣らしくなり

非常に凶悪そうな顔になっています。

これは似てないとかではなく、玩具としての顔だと思うと別に気になりませんでした。
それに一応作中でも、グロウストライク達に『最近何やら頑張っているようだな』と言われて

自分の企みが気づかれたのかと背後から襲おうとする場面ではこういう顔になったりしますしね。


胸に輝く、TFアドベンチャーのアプリで読み込めるディセプティコンエンブレムのシール。

スチールジョーのエンブレムは本来肩に刻まれているのですがこの玩具の肩にはエンブレムはなく

このでっかいシールですよw


そのアプリ使うことないですし、それ以前にまだ存在してるかもわからないですし、自己主張があまりに激しいので

剥がしてしまおうか悩みどころです。

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ですがスチールジョー、シール以外にもディセプティコンエンブレムをちゃんと付けていたりします。
それはどこかというと………後述するビークルモードのフロント部分に来るよう、足裏にあります。

ちゃんと作中通り自分でエンブレムを傷つけて探知されないようにしてるのが再現されてるのは嬉しいポイント。足裏だけど。

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背中のガワは残っていますが車の屋根やフロント部分とかは処理されており、左右に飛び出したタイヤが

いい感じ。

そして尻尾は根本は上下に可動、そして中は2箇所がボールジョイントでグリングリン動きます。


真っ直ぐ立とうとすると後ろに倒れそうなのを尻尾で支えたり、前屈み気味に構えるポージングの際には

上へ浮かせて躍動感をつけるのがいいですね。


説明書には『両足と尻尾の3点で立たせます』と書いてますが、立ちにくいだけでうまく調整すれば

直立でもちゃんと立てます。

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スチールジョーはフレームのようなパーツ内の関節をスライドさせて肘を作るという変わった構造。
肘を伸ばしきると肘を曲げることもできるようになるのですが、それでも前腕のパーツが干渉気味なため

肘を可動させると負荷がかかりそうでした。

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そして変形の都合なのか、犬科の膝の再現なのか。膝関節はサイト内で私がレビューしている

ラスティオプティマスのように脛も前へ曲げることができる構造。


しかしラスティオプティマスと違ってスチールジョーは足の裏が平面でなく少し湾曲していて

さらに重心がやや後ろにあるので立ちにくく、オプティマスほど可動をあまり活かすことができません。


あと脚の付け根がちょっと緩いというのもありますね。ロンデニはまだやっていませんが

パーマネントバーニッシュでも塗布すればマシになるでしょう。

先程足裏を見せるポージングをしたように、尻尾を使えば片足立ちできたりもするんですけどね。

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癖があっても可動がダメということはなく、色々動かせたりはします。

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付属武器の鉤爪。
鉤爪は1つしか付属していませんが、劇中でスチールジョーはこんな武器は使わず指先の爪で

切り裂くので付けない方が良いかなと思います。


破損防止でしょうけどクローとクローの間も埋まっていますし、見た目的にも微妙ですね。
さらによく見ると前腕に装着するのではなく手に持っているというw

手の爪の形は普通で、プライムスタースクリームやプレダキングのように、もうちょっと鋭い指先に

して欲しかったです。

それでは、トランスフォーム!

ギガゴゴゴ!

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オリジナルのオフロードカーに変形。
後ろ側が突き出した独特のデザインをしており、横から見ると狼の頭の形に見えるようになっています。
ロボットモード時の尻尾もうまく収納されていますね。

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​cc裏側。各パーツは収納されていますが地面に干渉するかしないかギリギリのラインで、裏側。各パーツは収納されていますが地面に干渉するかしないかギリギリのラインで、タイヤコロコロ走行はちょっと際どかったですwタイヤコロコロ走行はちょっと際どかったですw

裏側。各パーツは収納されていますが地面に干渉するかしないかギリギリのラインで

タイヤコロコロ走行はちょっと際どかったですw

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ビークルモードだと綺麗に配置されるエンブレム。
付属武器のクローは屋根に付けられますが、ダサいので玩具箱に
でも

しまっておきましょうw

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サンダーフーフを勧誘するスチールジョー。
ちなみに私のTwitterネームはロンデニ@サンダーフーフなのですが

言わずもがなTFのサンダーフーフから取っています。

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以上、3種類のスチールジョーレビューでした!


アドベンチャーシリーズは実写やゲームと違って比較的シンプルな見た目なので変形させやすく

それでいてロボットモードもビークルモードも再現度が高く玩具として素晴らしいと思います。


エビ型TFのビスクとかは特に凄いかと。

いやぁ、ケルベロスがメインのはずが実際レビューしてみたらそんなに書くことなくて

アドベンチャースチールジョーばっかりになってしまいました。

ケルベロス、もしまた見かけて安かったら買ってもいいなと思ってます。
その際はUnique Toysの方は箱に戻すかもしれない……w

記事製作 by

RONDENI

 

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